管理戸数の入居率は89.3%、などと小数点以下まで把握しているかを、私は重視します。「9割くらいです。」という大雑把な会社は、空室を正確に把握しているのでしょうか。私も250戸ほどの物件を所有していますが、自分の物件であれば入居率を正確に把握するのは当たり前です。
物件が多いからと、多忙を理由にして正確に把握できない会社は、同じ理由で入居促進から逃げてしまいかねませんし、管理戸数に社員が足りず、管理がおざなりになっている危険を感じます。
クロス単価が高い会社
新規の管理会社とお付き合いする際、必ず私はクロスの単価を聞きます。私の本拠地北海道でこのクロス単価が900円台だと、私は基本的にお付き合いしません。ガラボロ物件の修繕の場合、特にクロスの張替えは必須ですし、修繕費が大きな出費になります。クロス単価が高いと、他の見積もりも高い傾向にあります。もちろん安ければ安いほど良いという単純な話ではないのですが、私はせめて700円台を物差しにしています。
管理物件のごみ箱が汚い会社
これも極めて重要です。ガラボロ物件の場合、マナーが悪い方が入居していることが比較的多いのは事実です。ごみの分別ができておらず、集荷していかなかったゴミがそのままになっている、ごみ箱の外にゴミが散乱していることを放置している管理会社は、ボロ物件管理には不向きです。